宝台樹スキー場で滑ったよ

 

 東京駅までの道のりはもう慣れたもので、乗車車両のどのドアからというところまで最適化され、東京駅の乗り換え時には待合室で座って電子書籍を読む余裕すらあった。指定席なので早めに並ぶ必要もない。往路の指定席はやはり強い。今回はたんばらスキーパークに一緒に行った時の友人たちと上毛高原駅で合流し、友人の車で宝台樹スキー場を訪れた。

 

 これまでに数回訪れたことがあるゲレンデということもあり、どのようにコースを回るかもすんなり決まる。たんぽぽコース、ファミリーゲレンデで足慣らしをし、早々に上に登って中級者コースの第10コースという流れ。天気は雪がちらついていたこともあり、頂上からの景色もぼんやりとしたものに。このメンツで Insta360を試すのは初めてだったので、友人を追いかけて撮ってみようかとも思ったが、自分の滑りで手一杯でとても後ろについていくことができなかった。

 

 

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 宝台樹スキー場の頂上からのコース「第10コース」は、中級者コースとなっているが、最初の傾斜がなかなか恐怖心を誘うものになっている。また、しばらくは踊り場のような平坦な場所が現れない作りになっているので、スピードに慣れていないとずっとブレーキをかけながら滑り降りることになり、初心者コースのファミリーゲレンデと合流するときには下半身に筋トレ直後のような疲労感が現れる。ここを安定して滑ることができれば、頂上から滑り降りるコースを周回するといったこともできるのだろうが、これを断念したスキーヤーやボーダーが初心者コースに集まってしまい、徐々にたんぽぽコースとファミリーゲレンデは人口密度が高くなる。初心者コースと中級者コースの難易度の差に開きがあるというのがここのゲレンデの惜しいところ。

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 宝台樹スキー場に来た時の昼食は、いつもペガサスというゲレンデ内のレストランで済ましていたんですが、上のレストランを利用したことがないなという話題になったことで、頂上にあるレストラン「あさひ@ファイアーワークス」を利用することにした。なぜか沖縄にちなんだメニューを取り扱っていたので、ここで自分はラフテー丼を注文。お肉とご飯の組み合わせに間違いがあるはずもなく美味しいの一言に付きますね。紅生姜が思いの外多かったので、まとめて口の中に入るというタイミングもありましたが、そういった味の変化も楽しかった。

 

 上で昼食を取っている間に天気が少し回復し、見通しが良くなった。休憩を挟んだ直後で体力があるだろうということで、上級者コースの成平をすべることに。過去に数回滑ったことはあって、傾斜なども把握はしているものの、コース幅が狭いのがやはりつらい。細かくターンしながら減速できるようにしたいものです。第10コースは両端を木々で覆われていましたが、こちらは両サイドが傾斜になっていることで視界がひらけており、天気も少し回復したことで遠くの景色が見えるようになっていました。1度滑っただけで回復した体力がほぼ持ってかれたので、成平コースはこの1回で満足。

 

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 どうしても上から滑り降りるコースは1回で大きく体力を削られるので、初心者コースを何度か巡回することに。徐々に天気が良くなったことで、他のコースも見通しがよく、すべりながら景色を楽しむことができるようになってきた。一様中級者コース自体は第2東コースというのもあるのでこちらも一度滑ってみた。傾斜が少し急になるが、幅はあるので大きく左右に滑りつつ、徐々に真っ直ぐ降りれるようにする練習がしやすいかも。

 

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友人にもカメラを持ってもらいつつ、どんな絵が取れるのか色々試したりもした。やっぱスキーのほうが左右に大きくブレることがないので見やすいね。あとはやっぱスピードがある方が見応えがある。風切り音がより大きく、臨場感のようなものを感じやすいと思う。自分も今度自撮り棒を肩に担ぐように持ってみるのをやってみるかな。

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 再度休憩を挟んだときに利用したのはゲレンデの麓の方にあるカフェ「DDCほうだいぎ」で自家焙煎コーヒーとソフトクリームを注文。深煎りと思われる芳醇でしっかりとしたボディ感のある風味で、ソフトクリームの甘みとの相性もバッチリでしたね。ただ思っていた以上にコーヒーの量が多く、飲み切るのに時間がかかった。そこまで時間をとるつもりではなかったので急ぎ気味で飲んだことで、口の中が少しヒリヒリした。

 

 最後に1本だけ初心者コースを滑って終わりにしよう。そういってたんぽぽコースを滑った終盤、少し前の人がゆっくりになって自分も速度を落としたところでバランスを崩した。動けなくなるような転倒ではなく、すぐに起き上がって滑り直したのだが、なんだか左胸あたりが痛む。Insta360で録画していたのでどのように痛めたのか確認してみると、雪面と左胸の間に左腕を挟むような形で転倒していた。懐かしさする感じる痛み。今シーズンは上半身もプロテクター付きインナーを着ていたが、これはまた骨にヒビが入ってしまったか?そんな不安をいだきながらゲレンデをあとにした。

 このゲレンデにいったときの流れは、まんてん星の湯にいって、温泉に入ってそのまま同じ施設内にあるレストランで夕食をとる。この日選んだのは味噌カツ。体を動かしたあとのカツはまた格別。この時間がなんとも幸せ。しかし胸の痛みがまだ続いている。

 

 数日後、胸の痛みが酷くなることはないものの、くしゃみや咳で痛むというのがつらい。念のため病院で診察を受けてみると、骨にヒビはないので骨折とかではないという診断。きっとヒビが入っていると思っていた自分はこれを聞いたときかなり驚いてしまい、「ヒビ入っていないんですか!?」とかなりのボリュームで声が出てしまった。骨折はしていないものの、骨挫傷ということでダメージはあるだろうとのこと。まだゲレンデに行く予定がいくつかあるので、大事になっていないことに安堵した。つけててよかったプロテクター。まぁ安静にしていた方がいいというのは変わらないので、残りのゲレンデでも無理のないようにしたいものです。