2022年の振り返り
前回の記事では目標と比較する形だけでの振り返りでしたが、今度はブログなど記録している内容などから、まずは時系列似合わせて振り返り、コーヒーなどはいくらか項目を分けて、それぞれで振り返ってみたいと思います。
時系列で振り返る
1月~3月
新年早々、乗ったタクシーがスリップしたんですよね。寒波怖い。
怪我によって2021年はスノボーをすることができず、回復して初めてのゲレンデは、怪我をした思い出が残るたんばらスキーパークです。怪我をしたというネガティブな印象をまずは払拭したいという思いがあるので、かなり抑えて滑ってましたね。ただ滑ったときに、ブーツのパーツが壊れてしまいました。その日はなんとか滑り終えることができたものの、ほかにも滑る予定が入っていたので、急遽ブーツを購入したりしました。割安で良い製品を選ぶことができ、かつインソールについても調整してくれたりと、F.JANCKさんにはお世話になりました。新しいブーツを携えて、ガーラ湯沢で試しに滑り、野沢温泉スキー場では記録的大雪に見舞われ、宝台樹スキー場、丸沼高原スキー場、万座温泉スキー場、そして最後は上越国際スキー場でライトアップされた夜のゲレンデを楽しんだりしました。10時間滑ったのも良い思い出です。岩原スキー場にも行ければよかったんですけどね、上越国際スキー場と合わせていこうとしたときに、現地で前日にシーズンオフに入ったと聞いて切なくなりましたね。2023年は岩原スキー場に行ければなと思っております。
ボイスロイド投稿者のみのスプラトゥーン2の大会「Voiceroid Draft Cup5」に出場して、選んでもらったチームで準優勝できました。決勝は惜敗してしまったものの、チームの雰囲気は非常にいいもので、とても楽しく参加できました。この大会の配信アーカイブを何度もみたのも良き思い出です。そしてその参加記録を動画としても投稿しています。
動画投稿という話でいうと、支援絵やニコニコデイリートピックスとして初採用されたのがこの時期でしたね。支援絵は「小春六花とコーヒーブレイク」のもので、ニコニコデイリートピックスには「小春六花の小樽冒険記」が採用されました。小春六花というキャラクターが好きになる一つの要因として、こういった制作物が何らかの幸運を運んできてくれるというのを実感させてくれたという思い入れの強さがありますね。
4月~6月
テ勢麻雀で初の合宿をしたのが2022年の4月になりますね。しっぽらさんの考えに対して全員が乗り気で、非常に短い期間で現実化したのが非常に印象的でした。みんなの意識が後も一致すると形にするのってこんなにも早くできるんだなと実感したものです。合宿地のグリーン荘も非常に良いところで、ここを基準とした合宿地の選択を今後することになるとは思うんですが、なかなかこれを超えるコスパのいい場所が見つかりません。ちなみに合宿での成績はまったく振るわなかったので個人的なグリーン荘との相性は悪いのかもしれない。いいところなんですがそこだけ難点です。
遠出したもので思い出されるのは、御岳山を友人と登ったことですね。出不精気味になっていた時期に、体力維持も目的にした登山をしました。登山靴も勝ったりとそれなりに準備し臨んだ日は、非常に天気がよく、登山日和でしたね。頻度こそなかったものの、今後は山頂でコーヒーを淹れたりといったこともしてみたいなと考えているので、登山も機会をみてやっていきたいものです。せっかく靴も買ったしね。
動画作成は自分の趣味を扱って編集するものばかりでしたが、4月に初めて友人の関わった曲の紹介をする目的の動画を作りました。一緒にゲレンデにでかけた道中で、動画作成を依頼するかもと話をしてくれていたんですよね。こういった動画の作成は初めてだったので、なんとか形にできてよかったです。曲をメインにした動画は、スプラトゥーンのキルクリップぐらいしかないので、こういったいつもと異なる動画の作成は、新しい編集方法の模索や試したりできるという点で非常に良い経験となりました。今後もこのような、誰かの制作物をメインとしたもの動画にしてみたりしてみたいですね。
【2022春M3 I-10b】ピアノコンピ『黒白遊戯Ⅵ』(デモ)
TOKYO6さんには、小春六花を中心に小樽組の CeVIO AI にはお世話になっており、盛り上がりを見せる中で開催された「しおばな祭」。TOKYO6単独初のリアルイベントということもあり、とても楽しみにしていました。そして自分もこのイベントに動画投稿という形で関わらせていただくことができ、単純なイベントとは異なる形で参画できたことが非常に嬉しかったです。そのイベントで購入した劇団ZEKE座さんの「Silver Star in Shining Spring 春に輝く銀星」は、中世ヨーロッパを参考とした独自の世界観で、小春六花と紲星あかりの小気味好いやり取りが読み進めていく中でとてもおもしろいと感じさせるものでしたね。そして同じ月に行われた第6回TOKYO6公式生放送。コーヒーを飲みながら配信をみてたんですが、突然自分の名前を呼ばれてコーヒーを吹き出しそうになったというのもいい思い出です。生放送のなかでいくつかお便りを読まれるコーナーがあるんですが、これに自分も投稿をしており、それが読まれました。嬉しいような恥ずかしいような、そんな複雑な感情が湧き上がったのをよく覚えています。その後も第7回、第8回の生放送の中で同じようにお便りを読むコーナーがあり、それぞれで再度自分の投稿したものを読んでいただくことができました。こういった思い出ができると、引き続き小樽組のソフトを使って色々やりたいと思えてきますね。
7月~9月
この時期は、ボイスロイド動画関連の企画に参加する事が多かったですね。酔声祭、スパイス祭、珈琲収穫祭など、珈琲のアレンジや変わり種など、自分で調べるきっかけになったり知ってもらうきっかけになったりと、動画投稿が活発だった時期だと思います。また、ニコニコデイリートピックスとして再度採用していただいたのもこの時期ですね。ハンドドリップコーヒーの動画投稿は当初、ここまで続けるかどうかも怪しいぐらいのモチベーションでしたが、今では投稿頻度で観ると一番多いシリーズとなっています。やってみてよかったなと改めて思いますね。
テ勢麻雀合宿2回目が開催されましたね。最初は「年に1回できればいいね」ぐらいの気持ちでいたはずなんですが、不思議なことに半年に1回の頻度に今のところなっています。でも楽しいからね、しかたないね。そしてまたこのときも自分が大きく負け越してます。グリーン荘との相性が良くなるのはいつになるやら。
スプラトゥーン3の発売に合わせて、ボイロトゥーン2動画の最後となるものを投稿しましたね。合わせて、キルクリップ集なんかも投稿しました。同じゲームを4年ほどですかね、ここまで続けたものが今までになかったと思います。同時に、新しいコミュニティができるきっかけにもなったゲームでもあり、非常に思い入れが強いゲームとなりました。動画投稿再開のきっかけでもあるため、人生の重要なキーアイテムといえます。スプラトゥーン3も続けており、ボイロトゥーン3として動画投稿も続けています。このシリーズもどこまで続けられるかわからないですが、ソフトが4, 5と幸運にも続いた場合には、動画投稿も合わせて続けていければと考えています。
10月~12月
このあたりから少し仕事のほうが忙しくなり、ブログ投稿自体も少なくなっていますね。そんな中でも思い出として強く残っているのは、10年ぶりのスキューバダイビングです。「2022年は海に潜るぞ!」という強い意志だけあり、タイミングを伺っているうちにズルズルと夏に潜れる期間が終わりを迎えようとしていました。気温がまだ高くて台風が来ていないタイミングはもうここしかない、と自分を言い聞かせて八幡野のダイビングに参加してきました。久々で少しパニックになるというアクシデントはありましたが、それでも行ってよかったと感じています。海中の浮遊感、別世界を冒険しているかのような独特の雰囲気は、最初に知ったときから自分を海に掻き立てる強い記憶としてずっと残っています。GoProを使って動画投稿できたことも嬉しかったです。GoProのおかげで、でかけた先でアクティビティを楽しむということに終わらず、動画という形で残すことができ、編集し投稿するところまで消化するという手段がとれるようになりました。今年買ってよかった一番の買い物は GoProと言えるかもしれません。
TOKYO6関連の製作者グループのdiscord に参加させていただいたのがこの時期になるでしょうか。音楽関連の方がメインで、自分はなかなか話題に入ることができなかったのですが、アドベントカレンダーの参加者を募ってらしたので、思い切って手を上げました。12/8と12/22の2日分を担当させていただき、SynthesizerV 関連の話題が多い中、CeVIO AIによる動画作成と怪文書の投稿という、今思うとかなり異色の投稿をしたかもしれません。快く承諾してくださった開催主のWatashi様、本当にありがとうございます。今後も何かしらの形でこのグループでの企画に参加させていただきたいなと思うばかりです。
ざっと振り返ってみましたが、こんなところですかね。ブログに記録させていないことも多々あると思うので、省かれている、あるいは忘れていることも多いと思います。こういうときに「書いておけばよかったな」という気持ちが高まってくるもので、当時は「まぁ書かなくてもいいか」と思ってしまったものは本当に忘れてしまうということを実感しています。たぶん毎年思うこととは思うのですが、せっかくこういう場所があるので、今後もできるだけ多くを残せるように、書くことを継続していきたいですね。
書籍の振り返り
外出はよく電車を使うのですが、移動中によく電子書籍を読みます。漫画を読むといったことも多いのですが、ここでは2022年に読んだ小説や資料本をざっと一覧にして振り返ってみましょう。冊数自体は多くないですが、自分の感性に少しは影響を与えているものが多いと思います。ブクログというのはこういうときにおさらいできるのでいいですね。
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ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~(1~3)
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珈琲事典
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世界一美味しいコーヒーの淹れ方
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コーヒー抽出の法則
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浜村渚の計算ノート(6冊目第3話)
数年前に読んでいたシリーズものの続きを読むというのが多かったですね。ビブリア古書堂の事件手帖や珈琲店タレーランの事件簿は、同じような系統のジャンルで、自分の趣味である本とコーヒーを取り扱った推理ものになります。推理内容を楽しむというよりは、全体の世界観を楽しむという感じですね。小説を読み慣れている人にとっては物足りなさもあるかもしれませんが、古書やコーヒーに興味がある人が軽く読む小説としてはうってつけのものなんじゃないかなと思います。浜村渚の計算ノートも、数学が好きなので読み進めているものですね。個人的に映像作品でみてみたいものではあるのでいつか実現してほしいなと待ち望んでいます。
ハンドドリップコーヒーを始めたこともあり、コーヒーに関連する書籍を何冊か読みましたね。動画でセリフを起こすときの参考資料としてもつかったりしています。知れば知るほど楽しくなるもので、コーヒーというものの歴史の深さ、楽しみ方の広さなど、多くの方がそれぞれの考え方でアプローチされているのをみると、色々と試したくなり、よりコーヒーを楽しむことができると感じています。
ゴールデンカムイは小樽に行ったことで興味を持ち、今では自分にとっておすすめの本として5本お湯便に入るぐらい気に入っている漫画になります。漫画とは思えないような、歴史に紐づいた情報量の多さが魅力的であり、漫画の中でも重要な要素となっているアイヌ文化についても少し興味があり「アイヌ文化で読み解くゴールデンカムイ」を購入していました。この書籍も、アイヌ文化の入門という位置づけで非常に興味深いものでした。こういった知らないことを知るということに面白さを感じているので、興味の引っ掛かりがあれば、いろいろと知見を広げていきたいなと思っています。
映画の振り返り
Amazon Prime に加入したことで、たまに映画を観るというのも2021年からし始めたんですよね。ブログに残っているものではアルキメデスの大戦、HELLOW WORLDがありますね。他にもアカウントの記録として残っているものをざっと一覧にしてみました。
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告白
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竜とそばかす姫
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劇場版「SHIROBAKO」
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー
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GOAL! STEP1
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君は彼方
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映画『ゆるキャン△』
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シン・ウルトラマン
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罪の声
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空母いぶき
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ミッドウェイ
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劇場版 呪術廻戦 0
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セッション
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記憶にございません!
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大怪獣のあとしまつ
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TENET
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オッドタクシー イン・ザ・ウッズ
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2012
書き出してみると思いのほか多かったですね。日本の映画は仕事をしながらラジオ代わりに流してるものが多いでしょうか。この中でも個人的に良かったなと思うのは、最高の人生の見つけ方、アルキメデスの大戦、セッション、TENET の3作品ですかね。最高の人生の見つけ方は、わりと万人受けするというか、大道の流れをしっかりとした演出や俳優さんによって組み上げられていて、感情移入なんかもしやすく、考えさせられるところもあり、面白い作品と思います。
アルキメデスの大戦は非常に自分好みだったということで印象に残っています。最後に主人公のなかに生まれる感情が共感できるものであるかどうかが、この作品を「おもしろい!」と感じられるかの肝ではないかなと私は思いました。
セッションは派手な演出があるわけではないのですが、とにかく引き込まれる感覚が非常にみていて楽しかったです。主要な登場人物も少なく、難しい背景があるわけでもないのですが、才能あるドラマーと狂人な指揮者という組み合わせが放つ独特の迫力は目が離せない者でしたね。全体的にダークな印象ではあるものの、最後の盛り上がりは非常に良かったですね。思うところは多々でてくるとは思うんですが、それでもみてよかったなと思える作品でした。ブラックスワンという映画が好きな方はセッションも好きなんじゃないかなと個人的には思います。
TENETは「数分前をもう一度みてみたい」と思わせるしかけがいくつもあり、映画ではあまり感じられなかった感覚を刺激されたということが印象的でした。洋画らしい派手な場面も印象的ではあるのですが、映画のキーワードでもある「逆行」をうまく表現し、また映像として匠に落とし込まれているところが非常に引き込まれるポイントでした。「もう一度みたい」と観客に思わせる仕掛けがたくさんある作品でしたね。
逆に、これは残念だったなというのはだいたい邦画でしたね。「事故物件」はホラーなのに恐怖心が終盤になるに連れて薄れてくるものでしたし、「大怪獣のあとしまつ」なんかは、やろうとしていることを低予算でやらざるを得ない感じにしてるんだろうなというのが感じられて楽しくなかったです。何より終始下品なのがとても嫌悪感を抱くものでしたね。
Prime Videoではまだウォッチリストに入れている映画がいくつかあるので、2023年でも時間を見つけて映画をみていきたいと思います。
ハンドドリップコーヒーの振り返り
そして趣味として始めたハンドドリップコーヒー。これがこの1年で一番影響が大きかった趣味なのかなと思います。使用する機材をプレゼントしてくれた友人には感謝してもしきれませんね。まずはざっと、使用した豆についてショップ別に並べて確認していきます。
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木炭焙煎 珈琲豆 飲み比べ セット
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ヤマフクコーヒー
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南蛮屋
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YANAKA Coffee
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HARUSORA Coffee
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深煎りの珈琲Basic
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銀河Coffee
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YOSHIMOTO COFFEE
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STARBUCKS COFFEE
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珈琲焙煎 宮越屋珈琲
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BLUE TOKAI Coffee
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assez COFFEE
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WORCAS Coffee
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但馬屋珈琲店
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GLITCH COFFEE & ROASTERS
並べてみると結構な数になりましたね。南蛮屋は徒歩圏内にあるということもあり、やはり一番お世話になっているお店なんだなと再確認しました。これだけの種類の豆を一人で消費してるんだなとも思うと、カフェイン摂取量が気になってくるところです。
数ある中で印象的だった豆をあげるとしたら、銀河コーヒーさんのブルームーン、WORCAS Coffee さんのコピ・ルアク、GLITCH COFFEE & ROASTERSさんのColombia Risaralda La Rivieraの3つですかね。ブルームーンは、ハンドドリップのみでも幅の広い風味の変化が非常に印象的でしたし、ブルームーンのエピソードも個人的にはお気に入りです。コピ・ルアクはそもそもの話題性の大きさもそうなんですが、その大きな話題性に違わない独特な野性味のある風味というのが印象に残っています。にた風味が表現できず、コピ・ルアクの風味、としか言えないというのがこの豆の凄さなのかなと体感したものです。そしてGLITCH COFFEE & ROASTERSさんの浅煎りの豆によって生まれる香り高い強い甘みを感じさせる風味は、一度体感するとこちらも忘れることができないものですね。
豆だけに限らず、水出しコーヒー用の器具などコーヒー関連の道具、そして歴史など、ハンドドリップコーヒーを始めたからこそ得られた知識などが非常に多く、これによってこの1年は2021年に比べて鮮やかさを持てたものになったんじゃないかなと感じていたりします。せっかく得た技術や知識は今後も引き続き新しい情報を得つつ、研鑽を積んでいきたいものですね。
とても長くなってしまいました。まぁ1年を簡単にまとめてしまうことができないということは、それはそれで充実していたという証なのかもしれません。これを書いているうちに12/31という年の終わりの1日が幕を閉じようとしています。年を越す前に書き終えることができそうで良かったと個人的には思っていたりします。ここまで読み進める人がどれだけいるのかわかりませんが、改めて、良いお年を。来年もよろしくお願いいたします。